保険を使うと車の修理代が割高になるって本当?

保険を使うと車の修理代が高くなる?

これは本当です。

保険を使えば修理代は ほぼ高額になります。

「そんな!」

「ぼったくりってこと?」って思いますよね。

私もそう思いました。

ではそのからくりをお話ししましょう。

保険を使う場合の修理代が割高な理由

実はすべての修理工場とは言いませんが、多くの修理工場が「保険を使う場合」と「使わない場合の見積もり」の差をつけています。

「都市伝説でしょ?」と思うかもしれませんが、本当です。

保険を使う場合の修理代の見積もりは、まず修理工場が見積もりを作って、アジャスター(保険会社にいる車の専門家)がチェックします。

アジャスターがチェックする基準は明確に決められています。

バンパー交換だったら、バンパー代、取り外す工賃、塗装代、などが一つずつ決められているのです。

アジャスターが専用の見積もりソフトに、壊れた箇所、交換する部品、必要な工程を入力すると、見積もり金額がはじき出されます。

この見積もりの基準は毎年改訂されていますが、市場価格を反映しているとは言い切れません。

というかほぼ「定価」です。

保険を使わない修理がスーパーの特売価格だとすれば、保険を使う修理は高級デパートの定価です。

もちろん修理内容は変わりません。

「それって修理工場が丸儲けってこと?」と思いますよね。

しかし先輩アジャスターに聞いたところ「保険っていうのは車を元通りにするためのものだ。けど修理代が格安だったら修理工場がちゃんとした仕事をしないかもしれないでしょ?だからしっかりと修理してもらえるように十分な修理代を支払うべきなんだよ」と言っていました。

正直 私はこれを聞いた時、半分納得して、半分納得できませんでした。

しかし、ディーラー出身のアジャスターが言うのだからきっとその通りなんだと思います(アジャスターの9割はディーラー出身です)。

えっ?保険を使う場合は5万円も高いの!?

数年前、私の妹は車のフロントガラスに石が飛んできてヒビが入ってしまいました。

フロントガラスにヒビが入ってしまうと車検に通らないので絶対に修理しなければなりません。

「お姉ちゃん、フロントガラス割れたんだけどどこに持っていけばいい?」

「ガラスだったら〇〇自動車ガラスが安くて早いよ。代車も貸してくれるし」

「わかった〜。持って行ってみる。これって保険使えるの?」

「何言ってるの。車両保険はもったいないからって入らなかったでしょ?あんなに入っといたほうがいいよって言ったのに」

「そうだっけ?あはは」

「見積もり作ってくれると思うから見せてね」

「はーい」

フロントガラスへの飛び石といえば、示談担当者にとっては毎日のように見かける事故です。

私も修理見積もりをしょっちゅう目にしているので相場は大体わかります。

妹の車は国産のコンパクトカーなので大体12万~13万円というところでしょうか。

そう考えていると、妹から見積もり画像が添付されたメールが届きました。

そこにはなんと驚きの金額が書かれているではありませんか。

  • 保険使用 純正ガラス 130,000円
  • 自己負担 純正ガラス 80,000円

驚きのあまり二度見してしまいました。

同じ純正ガラスを使う修理なのに、保険使用と自己負担では「50,000円」も差額が出るのです。

大きな金額の修理じゃないのにこの差額が出る、ということはもっと高額な修理の場合はもっと差が大きいのかと思うとぞっとしました。

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