示談担当者も入っている。入っておいた方が良い「自動車保険の特約ベスト3」

自動車保険の特約

自動車保険の特約って色々な種類があって、何が必要で何が不要なのかわかりませんよね。

特約に入りすぎると保険料が高くなってしまいますし、削りすぎるといざという時に困ってしまうこともあります。

そこで私の示談担当者の経験から、交通事故に遭った時に本当に役に立つ特約をご紹介します。

これを参考に自動車保険を見直して保険料を圧縮しながら必要な補償をつけてくださいね。

3位 弁護士費用特約

被害事故で相手に修理費用を請求したい、過失割合の交渉を有利に進めたい、そんな時に便利なのが弁護士費用特約です。

弁護士だけではなく、行政書士や司法書士などに相談することもできます。

正式依頼だけではな相談費用も支払われますので、万が一の時に大変頼りになる特約です。

ただし、所有しているすべての車につける必要はありません。

多くの保険会社で、弁護士費用特約は「同居の家族が交通事故の被害にあった場合」に利用できると定められています。

弁護士特約がついていない家族の車の交通事故でも、弁護士費用が支払われるのです。

だから、弁護士費用特約は1家に1つで十分です。

もし、すべての車に付けているのであれば今すぐに見直してください。

2位 新車特約(新価特約)

保険会社によって名称が異なりますが、だいたい新車というキーワードが入っています。

この特約は車両保険とセットで加入できる特約です。

新車登録から3年以内(保険会社によって異なります)の車につけることができます。

補償内容は、「車両保険金額の50%を超える損害が発生した場合、同程度の新車を購入する費用を支払う」というものです(保険会社によって異なります)。

車両保険金額が100万円の場合は修理代が50万円を越えたら、もう一度新車を購入することができます。

本体費用だけではなく、登録費用や税金なども支払われますのでほとんど自己負担なく新しい車に乗り換えることができるのです。

「私は安全運転だから大丈夫です」

という人も、後方からの追突事故を避けることはできませんよね。

この特約は被害事故にあった場合も適用されますので、被害事故で新車が事故車になって悲しい思いをすることもありません。

保険料も高額ではありませんので、新車登録から3年間は加入しておくことをおすすめします。

1位 相手全損超過修理費用特約

相手の車が全損となった時に、保険会社が認定した時価額プラス50万円までの修理費用が支払われる特約です(保険会社により限度額が異なります)。

この特約に加入していると、万が一相手の車が全損となってしまっても修理費用を支払ってあげることができるので、円満に示談をすることができます。

全損とは修理費用が時価額(事故時の市場価格)を上回ってしまった場合のことをいいます。

例えば、自分に過失が100%あって、相手の車の時価額が30万円修理費用は70万円の場合、修理費用が時価額を40万円上回っているので全損となります。

対物賠償責任保険から支払われるのが「時価額」になりますので、この例だと30万円しか支払われません。

法律で定められた賠償の範囲も時価額の30万円のみです。

そこで問題となるのは『修理費用と時価額の差額の40万円』です。

相手からすれば、『ぶつけれた被害者なのに、何で40万円払わなきゃいけないだ!』という憤りを感じます。

これが原因で、示談の現場で円満解決が難しいケースが多いです。

示談までの時間が長引き、相手が契約者さんに「保険会社が修理代を支払わないなら、あなたが払ってください!」と直談判することが頻発します。

間に入っている保険会社は、被害者さんの直談判を止めるように努力はしますが、完全にやめてもらうことは不可能です。

被害者さんのご立腹度が高く、本人の携帯電話だけではなく職場まで電話をしてしまうケースも何度も目にしてきました。

ここまでになると仕事やプライベートにまで影響しますよね。。

弁護士に頼めばどうにかしてもらえるんじゃないですか?

それが間に弁護士を挟んでも、怒りが収まらない人が少なくないの。

ネット上でも同じような状況になって困っている人を見かけます。

先日、物損事故をおこし、先方ともめています。

こちらは保険会社を通し、弁護士をつけて全てお任せしています。

先方は無保険で、個人対こちらの弁護士という形です。

しかし、先方から私の携帯に直接金品を要求する電話がありました。

職場も調べられており、職場まで行くぞと言われました。

職場まで調べられて、非常に怖い思いをしています。

引用元:Yahoo!知恵袋

しかし、この相手全損超過修理費用特約にさえ入っていれば何の問題もなく修理をしてあげることができるので、こういった揉め事には発展しません。

先述の例でいいますと、『修理費用と時価額の差額分の40万円』を相手全損超過修理費用特約が補ってくれます。

つまり対物賠償責任保険から時価額の30万円、相手全損超過修理費用特約から40万円が負担されますので、相手は修理代を払わなくてよくなります。

相手全損超過修理費用特約は、被害者さんを救済するだけではなく契約者さんの身を守る特約でもあるのです。

保険料は大きく変わることはありませんので、対物賠償責任保険とセットで加入しておくようにしましょう。

番外編 意外と必要がない特約

代車特約

車が必須の地域に住んでいる人はかなりの割合で加入しているのが代車特約です。

代車特約に加入していれば車を修理に出している期間中、契約時に決めた金額を上限に代車費用が支払われます。

その範囲内であればレンタカーを借りることができるのです。

大変便利なのですが、保険料は割高です。

「そう言われても代車がないと生活ができません」

と思いますよね。

そこで保険会社のサービスを活用するのです。

現在、国内の保険会社はほとんどが「優良修理工場紹介サービス」を提供しています。

このサービスを利用すると、修理工場の代車を『無料』で借りることができるのです。

自宅まで事故車を引き取りに来てくれるサービスもあります。

「保険会社の提携修理工場なんてちょっと信頼できない」と思うかもしれませんが、保険会社が提携している修理工場は大手ディーラーの外注をしていることが多いので、修理の腕はお墨付きです。

修理期間中の代車は、保険会社の提携修理工場紹介サービスを利用して無料で使うようにすれば、代車特約はまったく必要ありませんよね。

ちなみに、事故以外の故障でも修理工場を紹介してもらうことができ、代車も無料です。

車の修理で困ったら自分の保険会社に連絡してみると良いでしょう。

まとめ

読んでみていかがでしたか?

自分の自動車保険に必要な特約は付いていたでしょうか?

保険って難しいことが多いので、ついつい いつも通りの内容で更新しがちですが、事故に遭った時に本当に役に立たなければ意味がありません。

これを機に一度 自動車保険を見直してみるのをおススメします。

1社1社に見積り依頼するのが手間な方は自動車保険の一括見積りというサイトもあります。

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